バーチャル断食道場とは?

ダイエットの「トリガー(引き金)」としての断食。この数日間の断食は、からだを徹底的にクリーンナップし、ダイエットへ向かう気合いを増強させる最も効果的な方法です。

断食は己との闘い。打ち勝てば、後日劇的な体重や容姿の変化に出会う醍醐味があり、これこそまさに「森を見て木を見ない」ロックンロール・ダイエットのコア思想に沿った痩身戦略です。

デブファットクラブの『断食祭り』は毎年、夏と冬の二回。
食を断つ辛さと孤独に打ち勝つためにさまざまな戦略を導入しつつ、本断食3日間、前後の小食期を含め、約一週間のイベントが行われます。
この断食祭りの醍醐味を味わえるよう、御自宅でもできる断食用の心構え、過ごし方、断食用スープのレシピ、Q&Aなどを集めたのがバーチャル断食道場です。

 

『ロックンロール・ダイエット』が提唱するダイエットポリシー

断食は古来からキリスト教やイスラム教などさまざまな宗教儀式や精神的修行に用いられてきた『食断ち』の行為です。しかし宗教儀式だけではなく、実は古い食養生法でも取り入れられている健康法のひとつでもありました。たとえばソクラテス、プラトン、ピタゴラス、ニュートン、ゲーテ、エジソンなど、ベジタリアンでもあった彼らも断食を生活に取り入れていました。彼らの快活な脳の働きは「ムダのない身体の燃焼サイクル」からはじきいたと言っても過言ではありません。

『ロックンロール・ダイエット』における断食とはひと言で言えば「気合い」です。
気合いを大事に「どうか痩せますように!」と宇宙へと念じる。こんな『アクロス・ジ・ユニヴァース』な調べとともに、数日後に訪れる「ビジョン・クエスト」が、デブでまったりとした私たちをまさに変身させてくれるのを待つ儀式です。
断食は苦しいものです。しかし、それは単純な苦しみではなく、むしろ劇的に変わる自分と出会うための「知覚の扉」を開くことです。
まずは、自分の身体の老廃物やいらない脂肪を徹底的に掃除する気持ちで始めるのが『ロックンロール・ダイエット』式の断食なのです。

 

断食の医学的効果

断食をすると体脂肪が劇的に減ります。
断食は食べ物を摂取しないということが原則なので、身体はエネルギーを求めて、皮下脂肪内に蓄えられた栄養を使いはじめます。軽く身体を動かす程度の運動を取り入れると、ますますエネルギーを求め身体が燃焼し始めます。その結果、日数にもよりますが、5パーセント〜12パーセントの脂肪がすっきり燃焼されていくのです。
断食の「医学的」効果には以下のようなものがあります。

■肉体的効果
★体内の過剰栄養分の消化と排出
断食を実行することで、蓄積された過剰な栄養をエネルギーとして体内に取り込み、余分な脂肪を吸収し、燃焼して排出する。
★臓器の積極的安静
体内の重要な臓器(胃腸・肝臓等)を、断食を実行することにより、自主的に休息させ、積極的に安静をさせる。 この結果、臓器は自然治癒力によって回復し、本来の位置・型・大きさに戻るため、正常な機能を発揮するようになる。

■精神的効果
★精神的疲労の解消
一時的に日常から離れることによって、仕事や生活などから発生するストレスや精神疲労を取り除く。
★精神の積極的安静
脳細胞に安静を与え、休息をさせることで、神経や感情などが安定し、正常な判断や感覚を取り戻す。

 

重要・断食においての注意点

断食というのはただ単に食わなきゃいい、というものでもありません。
徐々に食べる量を減らしていく「小食期」、固形物をまったく摂らない「絶食期」、そして再び通常の食事に戻していく「復食期」をしっかりと計算しながら実行することで、はじめて生きた断食効果が現れます。

「食べなきゃいいんだ」という計画性のない断食は、数日で体力・瞬発力がなくなり、下手をするとそのまま立ち上がれず寝込むことにもなりかねません。何より、断食に対する「心構え」が中途半端なため、リバウンドなど、その後のダイエットへの悪影響も起こしかねません。
われわれが自宅でできる完全な断食は、仕事や日常生活をふまえてだいたい2、3日が限度ですので、それほど神経質になる必要はありません。

しかし、断食に関する「事前調査」を怠らず、常に自分のからだと会話しながら行なうよう気をつけてください。
もちろん断食中はタバコ、酒、コーヒーなどの刺激物は一切禁止です。

さらに、健康上の理由から「断食祭り」に参加してはいけない人もいるので注意をしてください。
十二指腸潰瘍、慢性腎不全、てんかん、結核などの感染症のある人、糖尿病、肝硬変、心筋梗塞など、これらの持病をもつ場合は自分で祭りを開催せず、医師に相談した上で適切な断食を行なうようにしてください。
当サイトは各自が行なう断食において発生した問題に、一切の責任を負いません。
くれぐれも自己責任において快適かつ安全な断食をおたのしみください。

 

【断食祭り実践にあたっての心得】

■断食は自己との闘い。つらく苦しい時期があることを覚悟して、しっかりと乗り越えてください。
■小さな断食を繰り返すことによって余分な肉は消え去り、確実に減量できるうえ、内臓が活発に活動し始め健康になる。修行同然の辛さの克服で自己鍛錬、うまくすると何かを悟ることさえも可能です。
■断食中はさまざまな食の煩悩が浮かんできますが、本を読む、映画を見る、執筆に向かうなどして「食べること」周辺の雑念からとにかく離れることが大切です。
■断食後は1、2ヵ月で体重を落とし、リバウンドせず理想体重をキープできる体質に変える生活習慣をつけていきます。過食に走り嗜好品に依存していた不健康な生活、行動様式を反省し、それらを改善するために新しい行動様式に慣れることです。
■30歳を越えると新陳代謝が急速に衰え、油断するとすぐに「中年太り」がスタートします。かっこよくありたいのであれば、自己コントロールができる精神力の強さを養わねばなりません。中年太りを解消し、ロックな体型を手に入れるためにもぜひ、この断食の苦境を乗り越えてください。
■断食前2日間は「プレ断食」としてベジタリアン少食。断食終了後2日間は、おかゆと消化の良いおかずで徐々に慣らしていきます。
■決して無理をせず、「今の気分は?」と聞かれたら素直に答えること。
◆自分の行為が間違っていないと何度も確認しながら安心断食するには以下の本を熟読のこと。
『断食健康法』『断食療法の科学』
(著者/甲田光雄、出版社/春秋社)
絶対的自信をもって断食をしていても、やはり軽い貧血状態になったり、体力がなくなり瞬発力が落ちると不安が押し寄せてくるもの。そんなとき、このような断食療法のオーソリティの本があると非常に心強いものです。断食中あらわれる症状も自分だけ特別というわけではなく、だれでも絶食するとそういう症状が出るのだということがわかると安心して、その後の身の振り方が決められます。このままミイラ化するのでは? と不安に陥ることもなし、いわば断食の「和尚」本なのです。著者は断食医学界でも有名な甲田光雄氏。体験、臨床例も多く自分の症状と照らし合わせて納得の断食ができることでしょう。