石原里梨(いしはら りり)
●タレント●茨城県出身、25歳。株式会社マーヴェラスプロモーション所属。新人タレントとして、企業広報などのレポーター、ナレーション、グラビアを中心に活動中。イギリス留学の経験があり英会話が堪能。インドネシアのバリではエステを学び、中国語も勉強中。今後は旅行番組など海外での仕事にも挑戦したいと張り切っています。血液型:A型。身長:157、B:86、W:59、H:85。


石原里梨 さん(タレント) 世界へ視野を広げて!


 ヘアカタログや携帯電話の広告などモデルとしても活躍されている里梨さんですが、イギリスで暮らしているうちに、「人生最大!」というほど体重が増えてしまったのだそうです。

【食生活の違いで】

 留学先のロンドンではフライドポテトや中華料理、パスタなど油っこい食事をとることが多かったんです。値段も安くて周りもたくさん食べる人ばかりで。……気が付くと信じられないくらい太ってました。

 たいていアジアの人は細いけど、ヨーロッパの人は太っている人が多くて。きっと食生活のせいですかね。

 たまには和食も食べたいけれど、高いし美味しくなくて……。どうしても痩せられないので、日本に帰国したら絶対に元の体重に戻そうと思ってました。

【友人のおかげで】

 そして、帰国した里梨さんを迎えたのは、たいへん厳しいお友達の反応だったそうです。

 「ぽっちゃりした?」くらいのことが多かったのですが、ホントに仲の良い友達からは、「どうしちゃったの!」ってズバリと言われて。何人からも「戻したほうがいい」「ダメなんじゃない?」って言われるし、「倍になってる!」「別人みたい……」なんて、男の人からも言われて(笑)。すごいショックで。それがキッカケで本気でダイエットしようと決意を固めました。

 いろいろ本で調べたりして、リンゴだけとか色々と試したんですが、同じものばかりみたいな方法は飽きるし、続かなくてダメでしたね。何も食べないとかは肌にも良くないですし、逆効果でリバウンドしてしまうんです。

 そんな時、栄養士をしている友人からのアドバイスで、朝にアミノ酸のサプリメントやオールブランを摂って、昼はパンに低カロリーなスープ。夜は温野菜・湯豆腐やキャベツを茹でたものなど、油を控えたものにしました。帰国して和食中心にしたら、ヘルシーで体重も落ちてきました。

 毎日規則正しく、三食きちんと食べるほうがいいですね。そして週に一度は好きなものを食べて、お酒も飲んだりして、ストレスをためないようにしています。

【目標は魅力的なボディライン】

 順調にダイエットできている里梨さんですが、留学前の体重まで、あと3kgほど戻したいのだとか。そして大きな目標として「痩せる」だけではないテーマに出会ったそうです。

 学生の頃はテニスをしていて、スポーツは好きなのですが、寒いのが苦手なので最近は部屋で出来る運動をやっています。格闘技をしている友人に教わった「膝付き腕立て伏せ」が効果的でした。大胸筋、広背筋がついて、ぶよぶよで柔らかい感じよりも、きゅっと締まった感じになって。

 それまでは「ただ痩せたい」「太る前の元に戻ればいい」と思っていたのですが、筋肉が締まってたほうが、体のラインが綺麗に見えることに気がついて。ジェニファー・ロペスとか、ハリウッドの女優さんみたいに、ただ細いだけじゃなくて、引き締まって、女性らしい丸みがでるように。ムキムキじゃないくらいに少しずつ鍛えていきたいです。

 体重だけ減っても意味がないので、体脂肪も毎日計っています。無理に食べないで痩せたとしても、体脂肪は落ちなくて、げっそりして良くないんです。

【公表してキープしよう】

 そして好調に痩せた状態を保つのには、友人に目標を公表しておくのが、効果的なのだとか。

 「いつまでにどれくらい痩せる」って、話しておくんです。友人と一緒に食べてるときにも「ダイエットしてるんでしょ」って見張ってもらえたり。「鳥のささみとブロッコリーの相性が良いから……」とか教えてくれるので、助かります。スポーツの選手で格闘技してる友人は「何時間ごとに炭水化物とらなきゃ」とかプロテインを飲んだりとか、厳しく自己管理が出来ているので、そういった人からの情報も大事にしています。自分に合わないのもあるので、実際やってみて効果が出たものを続けるようにしています。

 海外での経験も役に立ちますね。中国では油っこい食事の後は、お茶をすごく飲むんです。それが痩せるために良いようで自宅でもたくさん飲んでます。

【世界へ視野を広げて】

 着実に目標に向かって努力している里梨さん。どういうスタイル、生き方にしたいかということも含めて、ダイエットに取り組んでいるのだと感じます。

 世界遺産を巡ったり、現地の人と交流するのが好きなんです。都会や有名な観光地だけではなくて、一人でバックパックでスニーカーで、各地の自然を巡って風景や人々の写真をまとめたり。海外で頑張ってる友人も多いので、会いに行ったりします。

 差別や格差みたいなものもあったりしますけど……。イギリスでメイクやアロマセラピーの専門学校に通っていたときは、まだ言葉もまだ不慣れでしたし、先生から厳しい対応をされたのですが、負けずにどんどん質問したり、事前に教材の判らないところは訳して予習しておくなど、積極的に頑張ることで認めてもらえました。

 世界の人々との出会いや文化に触れるうちに、価値観が変わって視野も広くなります。旅行に出たときは気を使わずに食べて楽しみたいので、そのためにも日頃はきちんと過ごしていきたいですね。


今回の取材は、表参道にある日本茶カフェ茶茶の間で収録させていただきました。ソムリエが目の前でお茶を淹れてくれます。「和」をコンセプトにした落ち着いた雰囲気のなか、芳しい香りに癒されて素敵な時間を過ごさせていただきました。ご協力ありがとうございました。
「茶茶の間」 webサイト>>http://www.chachanoma.com/
営業時間 AM9:00〜PM8:00 定休日 毎週月曜日