ハチミツ二郎さん(お笑い芸人)
SEX ダイエット ロックンロール
28年間の我が人生において私は100回のダイエットに成功したことがある。
そして101回のリバウンドを経て現在のボディをキープしているのだ。
ダイエットを成功させる秘訣、それはハッキリとした目的を持つこと。
人は何故痩せたいのか?
それはモテたいから。
これは男も女も100%そう。
「健康の為に・・」なんて言ってる奴は病気になった奴だけだ。
じゃあ痩せたらモテるのか?
それはそうとも言えない。
だいたい痩せればモテる!なんて安易な発想の男がモテるワケがない。
じゃあ痩せてもモテないの?
まぁ待ってよブラザー!
確実に言えるのは前よりはマシになるってこと。
私は普通にデブだ。 しかしここ数年モテなかったことは一度もない。
若手芸人の間では私のモテっぷりは早くも伝説化さえされはじめている。
若手お笑い界の押尾学と呼ばれているのだ。
私は女性から「カッコいい!」と言われることは少ないが
「かわいい!」と言われることは日常茶飯事だ。
朝メシ前だ。
只、10代の女性からは一度もモテたことがない。
10代の女性はスリムな男にしか興味がない。
10代の女性は太った男は男として認めてないのだ。
女は結婚して子供を産み何年か経てば必ず相撲中継を観るようになり
やがてひいきの力士を作って行く。
太った男性にも理解を示しだす。
だがこれはまた別の話だ。
私は今ダイエット中だ。
それは今のお笑い界で売れる為には女子中高生の支持を大きく得なければならないからだ。
これが私のハッキリとした目的。
私の人生において初体験にして最大の成功を納めたダイエットは高校一年生の時。
中学卒業時120キロあった体重を半年で72キロまで落としたのだ。
−48キロ。 動機、それはもちろんモテたかったから。
+ バンドもやりたかったから。
まさにロックンロールダイエットだ。
当時は全国的に空前のバンドブーム。
土曜日に「イカ天」に出れば
日曜日にはスター。そうゆう世界だった。
結果、私はモテた。
それまで言われたことがなかった「カッコいい!」とゆうセリフが
女子たちから私に投げられるようになったのだ。
女子たちが必ず成功しない
ダイエットに奴は成功した、
あいつは根性がある、とゆうリスペクト心も女子たちに芽生え、好印象になるのだ。 一ヶ月に4人の女子から告白されたこともある。
だがSEXには結びつかなかった。
シャイだったのだ。出がデブだったものですからどうしても奥手なのだ。
女子たちの上の口から「カッコいい!」とゆうセリフは飛び出しても 下の口からは何も飛び出さなかったのだ。
なんとなくバンドもやらなかった。
どうやってそんなに痩せたか?
これはハッキリいって薦められないんだけど
1週間毎日毎日水だけ飲んで過ごしたのだ。
一日4リットルの水と水泳で400キロから100キロになったアメリカ人の特集をニュースで 見て、じゃあオレは400キロもねぇし2リットルでいいか。と水を飲みはじめたのだ。 もちろんお菓子やジュース、炭酸は一切摂らなかった。 ごはんもたまにしか食べない。
グレープフルーツばっかり食べた。
そして私は6年の歳月を掛けてゆっくりと元に戻っていったのだ。
デブじゃ成り立たない世界に憧れるのもひとつの手かも。
F1レーサーにデブはいないし、NBAにもデブはいない、
Jリーグにもデブはいないし、ミッシェルガンエレファントにもデブはいない。
まぁがんばってみてください。
私もがんばります。
名前が表す通り、とってもハニーでチャーミングな二郎さん。若手芸人からは社長!と慕われ、師匠である浅草キッドのお二人をはじめとする先輩の方々からの信任も厚く、非常に温厚で和やかなイメージでありながら、ステージでは凄いパワーで爆笑の渦を巻き起こしてくれます。
体験談にあるように二郎さんはダイエットが本当にお上手で、その効果が目に見えてハッキリわかります。ピークまで太っているときと痩せているときの差が大きいので、実際に見たときにちょっとビックリしてしまうのですが、そのどちらの体型も健康的で調子が良さそうに感じられるのです。これこそダイエットに成功していると言えるのではないでしょうか。何か目標を持つことの大切さを教えてくれた二郎さん、ありがとうございました!
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